二硫化タングステン WS2 含有量変更のお知らせ
- Verior

- 1月31日
- 読了時間: 2分
更新日:6月19日
Veriorの全商品に標準添加している二硫化タングステンという固体潤滑剤。

固形潤滑剤としては最高峰と言える性能があり、他社製品がよくアピールしている
・モリブデン
・チタン
・セラミック
等々とは、耐熱性,極圧性,耐久性、すべてにおいて一線を画すほどの性能があります。
メーカーからは少量では買えないのである程度大きなロットで10kg単位での購入になってしまうのですが、これの仕入れだけで16万円弱かかってます。
でもオイル1本に入れるのはわずか数十グラム。
一体いつになったら使い切るんだ…。
個別売りしようかな。。。
→後日追記:添加剤の個別販売始めました。
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ところで先日、オイル分析会社にサンプル試料としてVeriorを200cc程度送って、分析機械にかけても問題ないかを見てもらったのですが、この二硫化タングステンの粒子の沈殿が見られるので機械への影響の懸念からHTHSと低温クランキング粘度の測定は出来ないとの回答がありました。(残念)
沈殿…。
そういえば確かにオイルを製作していてもボトルの底に溜まりやすい気がしてた。
ほとんどの部分は撹拌してオイル中に分散していくんだけど、時間を置くと底に黒いのが溜まりやすいってことは若干飽和しているのかもしれない。
改めて二硫化タングステンの適切な添加率を調べていってみたら、現在の添加率では少し多かったっぽい。
極端に外れているわけではないので致命的な問題はないのですが、添加量が多いと逆に摩擦抵抗が増えていく傾向が出てくるので、この次から作るロットでは添加量を見直して減らしていきます。
現在:50g前後 → 以後:30g前後
お世話様です。
今回初めて御社扱いの二流化タングステン粉末を購入し、早速自宅のクルマ(セレナ)へ添加して変化を楽しんでおります。
で、やはり固体系の添加剤なので、次回オイル交換の際も添加は必要になるのでしょうか?
分かる範囲でご解答頂ければと思います〜m(_ _)m