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無機多層フラーレン構造"じゃない方"の二硫化タングステンを採用している理由

  • 執筆者の写真: Verior
    Verior
  • 4月2日
  • 読了時間: 2分

更新日:6月19日

Veriorのオイルに必ず含まれている「二硫化タングステン」。


ネット検索でエンジンオイルと二硫化タングステンの関係を調べると、無機多層フラーレン構造の二硫化タングステン(以下 IF-WS2)の情報がたくさんヒットするし、実際に販売されている商品としてもIF-WS2の方が断然に多いです。


・T-Boost(ミカドオイル)

・フラーレンライクWS2(テンペラメントルブ)

・T.フラーレン(TAKUMI)

・エクセルーブW(サプライズサプライズ)


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これは日本の一部添加剤メーカーが大元になって輸入・販売しているので、そこから広がって各社独自の商品にしているのですが、確かに固体潤滑剤としてはIF-WS2は最高峰と言って差し支えないと思います。本当に。


とてつもない圧力にも耐える極圧性能を持ち、低温・低負荷域からも作用する摩擦低減効果。

確かに非の打ち所はないのですが、コストは高め。


当然私も自家用車や産業エンジン(高圧洗浄機)などに色々入れてその効果を実感してきました。


それを経た上で、私としては「車のエンジンにここまでの極圧性が必要なのか?(いや、要らない)」というのが正直な感想。



それでVeriorでは無機多層フラーレン構造"じゃない方"の粉末のWS2を採用することにしました。

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IF-WS2と比べ極圧性能は及びませんが、それでも十分過ぎるほどの性能はあるしトライボフィルムと呼ばれる保護皮膜を生成する機能も変わらない。

それでいてより安く提供できるところが強み。


30g 1,000円(税抜)なんて低価格で小分け売りしているのはうちだけです。


間違いなく体感できるくらいの性能は発揮できるし、目に見えない所でもオイル寿命は伸ばすし、コスパ最高の添加剤だと思います。



余談:今はまだですが、次回のVeriorのアップデートの際には有機タングステンを採用しようかと思っています。


有機タングステンはFM(フリクション・モディファイア)剤として非常に優秀なので、燃費向上効果と摩擦低減効果を狙って二硫化タングステンと組み合わせるつもりです。

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