チェンソーの2stエンジンに二硫化タングステン&エステルを添加しちゃう
- Verior

- 4月9日
- 読了時間: 2分
更新日:6月19日
わが家の暖房器具は薪ストーブ。
てことは、「毎年の薪の調達」というミッションももれなくセットで付いてきます。
うちの実家もそうですが、わが家の近辺はりんご農家ばかり。
木が歳をとったので切り倒す。
病気になったので切り倒す。
人間が老齢化して作業量を減らすために切り倒す。
もう農業からは足を洗うので切り倒す。
等々、、、
様々な理由で毎年どこかしらからもらうことができて、なんだかんだで11年が経ちました。
( ノ´∀`)ノアリガタヤー
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てことで今日もりんご畑に行ってチェンソーで枝打ちしたり玉切りしてたのですが、ふと思いました。
(゚Д゚).o0(チェーンオイルに二硫化タングステン添加したら良さ気じゃね?)
(゚Д゚).o0(そういえばひまし油って昔は2stオイルに使われてたんだよね。うちのひまし油エステル添加してみっか?)
ちょうど汎用の注油用として少量作っていた”ひまし油エステル+WS2”の潤滑油があったので(超高級やん)、これをチェンソーに添加しながら使ってみた。

チェーンオイルには当然添加するし、

混合油にも添加しちゃう。(少量ね)

結果。。。
おお、チェーンの回り(滑り)がめちゃめちゃスムーズになったよ!
排気の匂いもこころなしか変化した。(甘くはない)

なお、ひまし油を2stオイルに使うと白煙が発生します。
今回は極少量の添加だったので煙も薄かったけど、要は燃えてないってこと。
それもそのはずで、そもそもひまし油は引火点が高くて燃えづらいのです。
伊藤精油 精製ひまし油
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ところで、非推奨ですが裏技の紹介。
粉末の二硫化タングステンは(自動車の)燃料に添加してもシリンダー壁等に保護膜を生成してくれるので、オイルに添加したときと同様に機械的摩擦から保護してくれます。
二硫化タングステンのトライボフィルムの生成条件は高温or高圧なので、燃料添加の方が実は即効性が高いです。
燃焼室での爆発時の温度と圧力は半端じゃないもんね。一瞬で保護膜生成完了します。
ただ、オイルだったら内部でいつまでも循環してくれるけど、燃料添加だと使い捨てになってしまうので非常にもったいないという。
あと、もしかしたら触媒になにか悪影響あるかもしれないし、燃焼になにか悪影響があるかもしれない。
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