オイルレビュー紹介
- Verior

- 12月13日
- 読了時間: 7分
更新日:4 日前
まずは、現在海運の遅延により商品の販売再開が遅れてしまって皆様にはご迷惑をおかけしております。
商社からは1月上旬に入港予定とのことで連絡をいただいていますが、早まるのを祈ります。
【レビューページについて】
さて、当ホームページではレビューのフォーマットにMicrosoftFormを使用しているのですが、これは誰でも自由に投稿できて、記入→即公開となるため、管理者の私の手心を加える余地がありません。
仮にマイナス評価となるような内容でも、私の検閲なしに自動的に公開されますので、良い面も悪い面も完全にオープンにしています。(現在までのところ、そんな辛辣なレビューはありませんが、遠慮なくどうぞ。)
また投稿は匿名制ですので、私も誰が投稿したのか全く分かりませんし把握できません。
つまり、レビュー投稿者は忖度なく率直で思うままに感想を書くことができるような仕組みにしてあります。
Veriorのコンセプトの一つである情報公開というスタンスはこのような形でも表現しています。
ということで、今回お寄せいただいたレビューの紹介です。
レビューページだと長文が全部表示されないので、こちらで全文を紹介したいと思います。
1.今回Verior製品を使った車両は?
アルファロメオ156 V6
2.お車の主な使い方は?
街乗り多め(月半分以上)
3.Verior製品を使う前(入れる前)に使用していたエンジンオイルは?
Driven Racing Oil (mPAO) 5W40
4.今まで使ってきたエンジンオイルに対する不満点は?
特になし
5.今回使用したVerior製品は?
AP 添加剤総合パッケージ
6.今回Veriorを使ってみようと思った理由は?
サーキット走行等、高負荷でも強そう
7.Verior製品を使ってみた感触を評価して下さい
始動性:A(優)
静粛性:A(優)
低回転域のフィーリング:A(優)
高回転域の 〃:A(優)
フィーリングの持続性:A(優)
8.Verior製品を使ってみての総合評価をお願いします
★★★★★
9.使ってみての感想をどうぞ!
この度Additive Perfectorを使用させていただきました。
使用状況ですが、サーキット走行直前に添加しています(エンジン保護になるかと思い)。
この際のエンジンオイルは、交換から1500キロ/4ヶ月ほど走行したものでした。
サーキット走行の直後にはエンジン回転フィールの滑らかさが失われ、やはり熱負荷が強くかかるといい添加剤を加えていても寿命は短くなるのかと感じたのですが、その後オイルを交換しないまま走行距離がさらに+1200キロほどまで伸びるにつれて、エンジン回転フィールが再び滑らかになり、静粛性も明らかによくなってきました。
個人的には二硫化タングステンの効果が遅発性で出てきたのではと思っていますが、如何でしょうか?
ひまし油エステルやアルキルナフタレンは、高温に晒されるとある程度の性能低下は避けられないと思うのですが、二硫化タングステンは高温下でも大丈夫そうですね。
今回はサーキットを走ったこともありその後結局はオイル交換をしたのですが(添加後の走行距離は約1500キロ)、次回はサーキット走行などの負荷がかからない状況で使用してみたいと思います。
これまでは年に2回ほどのオイル交換頻度でしたが、これが年に1回で済ませれるようになれば嬉しく思います。
10.Veriorについてのご意見やご要望を自由に記述して下さい。(省略可)
各製品の特性などが理論的にわかりやすく説明されており満足しております。
次回はエンジンオイルも試してみようと思います。
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とのことでした。ありがとうございます。
満足して頂けたようでなによりです。
従来使用のオイルのDrivenRacingOilは初めて知ったのですが、軽く調べた感じゴリゴリのアメリカ向けオイルみたいで、端的に言うとZDDP(ジアルキルジチオリン酸亜鉛)が高配合されているのが特長みたいです。
似たような売り文句の商品だとKendall GT-1が有名ですね。あとValvolineのVR1も。どちらもアメリカメーカーです。
それにしてもリッター6,000円超えは高いですね…>_<
サーキットで使うなら次はぜひVerior 10を入れてみてほしいですね。
おそらく印象がまるで違うものになると思います。
それはそうと、156でサーキットとはシブい!
*
それでは、文中の内容についてコメントと考察してみます。
> サーキット走行後、千数百キロ走行すると滑らかさや静粛性が明らかに増してきたが、二硫化タングステンによる効果か?
フィーリングの変化や走行時期から鑑みてその通りだと思います。
> サーキット走行の直後にはエンジン回転フィールの滑らかさが失われ
ひとつ気になるのが、ここ。
私自身の経験やネット上での様々なインプレッションを読んできた中で、良いオイルであればサーキットを一発走ったくらいではそこまでフィーリングは落ち込まないです。
このDrivenRacingOilというオイル、価格と性能のバランスはとれていますか?
個人的に、亜鉛による保護をうたったオイルは根本的に価値観が古いと言えます。
もちろん旧車時代('60s~'80s)に沿ったオイル設計と言えますが、現代のテクノロジーがあれば無理に亜鉛(≒ZnDTP)に依存しなくても保護性能を担保する手段はあります。
ZnDTPにこだわるのであれば二輪用オイル(JASO:MA2規格に限る)が最適でしょう。
二輪はミッションを兼用するので亜鉛を含めた添加剤によって極圧性能を担保してありますし、二輪の高回転にも耐えうるせん断耐性があります。
ただ、ZnDTPの副作用として『摩擦係数が上がります。』
このことに言及している人は見たことがありませんが、ZnDTPの特徴は、亜鉛とリンの相互作用(ガラス状の被膜)によって『摩擦は増えるけど摩耗は防ぐ』ことです。
この特性があるので二輪の湿式クラッチに適合できるのです。
ただ、摩擦係数が上がるということは滑らかさとは正反対のベクトルにあるので、良いフィーリングを得るにはバランスが非常に難しいです。
・・・あ、いつの間にか添加剤解説になってた。
とりあえず基礎知識としてwikipedia貼っておきますね。
もう一つ、旧車乗りの方からもレビューも頂いていましたのでこちらもご紹介します。
1.今回Verior製品を使った車両は?
1969年プリムスバリアント
1978年ポンティアックトランザム
1996年シボレーK3500
2.お車の主な使い方は?
趣味 月200km程度
3.Verior製品を使う前(入れる前)に使用していたエンジンオイルは?
ケンドール
4.今まで使ってきたエンジンオイルに対する不満点は?
使用に当たっての諸説明も聞く事もできず、人の感想や、良いと思うものを色々試してみましたが、エンジンオイル全般に正しい知識がない自分だった
5.今回使用したVerior製品は?
Verior O
6.今回Veriorを使ってみようと思った理由は?
社長様のアドバイスに試してみようと思った、辛口の方でしたが、往々にして私の人生経験で辛口の方の方が、凄く大切なことを話す方が多いことで試してみようと思い、始動性、走行時、アイドリング時全てにおいて経験したことがない感覚で感激しました。
7.Verior製品を使ってみた感触を評価して下さい
始動性:A(優)
静粛性:A(優)
低回転域のフィーリング:A(優)
高回転域の 〃:A(優)
フィーリングの持続性:A(優)
8.Verior製品を使ってみての総合評価をお願いします
★★★★★
9.使ってみての感想をどうぞ!
車の全てのシーンにおいて、素晴らしく、金額以上のものだと思います。車を愛する方には是非使ってほしい他に類をみない商品です。
10.Veriorについてのご意見やご要望を自由に記述して下さい。(省略可)
世にプレゼンをしてほしい。色々勉強になります。
オイルの事を詳しく教えてくれるところは無いので有り難いと思いました。
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とのことでした。ありがとうございます。
こちらの方も大変満足して頂けたようでなによりです。
ていうかベタ褒めですね。
こちらの方は、旧車向けVerior Oを製作・販売した直後にいきなり8Lも注文していただいたのでよく覚えています。
世の旧車用オイルって、(前段の物もそうでしたが)亜鉛の保護性能を謳うものが多く、あとはなぜか鉱物油にこだわるものも多いですが、私的には旧車向けオイルの優先項目は・油膜 ・清浄性 ・耐熱性の3つです。
と、こんな具合でVeriorを使っていただいた方にはほぼほぼみんな満足頂いていて、時には感動すら与えるほど素晴らしいものなのに、(特にオイルは)中々使ってもらえないんだよなぁ。(´・ω・`)
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