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二硫化タングステン粉末をオレイン酸で被膜して分散性向上を図る試み

執筆者の写真: Verior
Verior
8月18日
読了時間: 2分

更新日:8月24日

・時間経過で沈殿・凝集しやすい

・オイルフィルターに捕捉される


かつてクレームをもらうようになったことから取り扱いをやめた二硫化タングステン粉末ですが、効果自体は確実にあったため、個人的に解決策を模索してました。



まずは粒度。

最初に仕入れて採用したWS2粉末は平均して1μmという大きさで、潤滑油中に分散させるには大きすぎました。


そもそも比重の大きいタングステンですので、オイル中への添加を前提に考えるならば、簡単に沈まないよう粒度はできるだけ小さい方が有利でした。(グリスへの添加であれば何ら問題はないですが。)


そこで、AliExpressで今度は0.1μm粉末のWS2を試験的に購入。




さらに、モノタロウで実験用オレイン酸を購入。


AIによれば、このオレイン酸を添加することでWS2粒子一粒一粒に被膜を付けることができ、凝集を防ぐことになるらしい。


ただし、名前の通り”酸”なので酸価は高く、オイルの酸化が懸念されるため、酸化防止剤を組み合わせることが必須となります。



エンジンオイル、WS2粉末、オレイン酸、酸化防止剤2種をそれぞれ計算値に合わせて混合し、超音波ホモジナイザー処理。破砕・分散・混合します。




デロデロデロッチ。



約200cc作成しました。


この作った添加剤を、自家用車の三菱 iのオイル交換時に一緒に投入しました。


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約2か月ほどして、オイルチェックをしてみました。



( ,,`・ω・´)ンンン? しっかりとまだ黒い。

走行距離は約1,000km程度ですので、これは劣化による黒さではありません。



やはりWS2粒子がまだしっかり付着するのでオイル内に残っています。オイルフィルターに捕捉されていないようです。

実験は成功です。




作成してから2か月間静止状態にしていたボトル内の液体を見ても液体が真っ黒なままで、従来とは違ってオイルとWS2粒子が分離していませんでした。


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実験には成功しましたが、わざわざこれを作って入れなくてもエンジンオイル用には液体の有機タングステンがありますので、そちらで良いと思います。

1件のコメント


ぷりちゅ
8月20日

一般的には、この「漆黒」度合いが、よりタングステンっぽいと思われてる世評な今日この頃の気もしますw

veriorの有機タングステンは、1.5%でも透明度はじゅうぶんあるし、

ほんのり茶色に染まってるかな∼程度なので、オイル点検も普通の範囲で出来ますね。

漆黒は決して長所ではなく、明白に欠点だとは思っているので、

有機タングステンに少なくとも利があるんじゃないでしょうか。

効果に関しては、個人的に30プリウス(14年め15万km)に、

今入れてるverior S (当時1.5%添加)のフィーリングは6000km過ぎてもまだまだいいですし、

春までに入れてたプロステージ0w30より、6月からverior S 5w30を入れてからの方が、

実燃費でも23km/Lが24km/Lに上がってますね。

もちろん燃費は色んな条件で簡単に変わりますから、これだけでオイルの摩擦係数が∼∼なんて単純な事は言えませんがw

最初に入れた時は、0w30から5w30にオイル粘度が上がって、

ちょっとだけ静かになった替わりに少し重苦しいフィーリングと燃費も頭打ちしてたんですが、

1000km超えた辺り?からかなり感覚も燃費もよくなっていったんですよね∼。

結果猛暑を含んでるにも関わらず、夏の燃費の方がよくなってしまいましたw


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