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【解説】純正オイルとVerior添加剤総合パッケージで摩耗テスト

  • 執筆者の写真: Verior
    Verior
  • 4 日前
  • 読了時間: 3分

更新日:3 日前

Youtubeにも動画をアップしましたが、先日購入した摩耗試験機で第1回目の試験を行いました。


対象は

・トヨタ純正 キャッスル SP 0W-20

・+添加剤総合パッケージ AP20

としました。



初めてのまともなYoutube動画作成だったのでかなり時間かかりました。たぶん延べ24時間くらいはかかったと思う。

住宅業の方でも多少動画は作ってあげてるけど、そっちは工事写真の繋ぎ合わせの単なるスライドショーなだけなので手間が全然違う...。



試験方法は、各荷重毎に30分間の摩耗試験。

おもり0個~4個までの5パターンで削れた面積を測定してグラフ化しました。

なお各試験ごとにオイルは新規に交換して、テストピースは当たり面を新しくしています。


以前に業者に依頼してシェル四球試験(WEAR)をしてもらった時は、40kgの荷重をかけながら60分間の摩耗試験でした。

ただ、自分でやる際は1回/1時間はさすがに大変なので、半分の30分にしました。



さて結果はどうなったか。

青い線が純正オイル0W-20。

橙の線が純正オイル+添加剤総合パッケージAP20。



縦軸が摩耗量を表しているのですが、添加剤を加えると摩耗量が大幅に減りました。

特に40kg以下の領域までは摩耗量を小さく抑えられることが分かりました。


動画内でも言っていますが、カーブが(想定通り)ストライベック曲線に近い形になりました。(厳密には摩擦係数と摩耗量は必ずしも一致しない。)



その前提で考えると、角度が立ち上がる所から境界潤滑領域への移行を示すため、添加剤パッケージを加えたほうが混合潤滑領域を広く維持できていることが分かります。


以前のブログ「潤滑領域から見る低粘度オイルの不合理性」でも書いたように、境界潤滑領域ではオイル中の添加剤が消耗されるため、オイルの寿命を縮めてしまうことになります。


なので、できるだけその手前の混合潤滑領域に留める範囲を増やし、そのためには油膜の強いベースオイルが大切なんだという結論(持論)です。


そしてそれを実現するためのアルキルナフタレンとひまし油エステルの配合です。(もちろん金属接触の摩擦と熱によって有機タングステンの被膜も有効に働いている。)


全体を通してみた感想は、概ね自分の予想通りの結果が得られました。

理屈だけじゃなく実際の実験を通して証明できたかなと思います。


耐摩耗試験の他に酸化耐久試験は以前に業者に依頼してやってもらったことがあり、ブログにも載せてますので興味のある方はご覧ください。

その時の比較対象はロイヤルパープルXPRです。



次回はVeriorの商品としてのオイルで計測していきたいと思います。

比較対象は何にするかなー

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